第伍號 真古町太鼓台 槙
明治時代には運行されていた。江戸時代は新小町と書かれていた。これは、新しく出来た小さな町ということで、人口増加に伴って移り住んで発生した集落ではないか。宇摩地域では大山祇神社を大三島から上柏町に勧座したように、古来は山から順に人が住み始め海へ向って活動範囲をひろげていきます。その際、山から順に町が出来ていき海に向います。多分、真古町は中曽根から分かれて成立した集落だと推測します。真古町に太鼓台ができて100年は経過しているのではないでしょうか?ここ真古町には火の神を祀る荒神があり、要するに台所の神様です。台所で火にくべる物は「槇」よって火を祀る荒神があった真古町の屋号は槙となる。

c宇摩太鼓蔵