第拾七號 中所 獅子組
天保年間、宇摩郡長須村の庄屋、石川八左ヱ門が病弱であった我子の病気平癒を祈願して神社への寄進を続け、神社への奉納行事の一つとして、獅子舞を奉納することにした。三豊郡生里は獅子舞が盛んであり、そこの人に踊りを考えてもらい、中所部落の青年に教え「東八奉納獅子」として欠かさず川之江八幡神社へ奉納するようにした。明治30年、我子も回復し商いで引っ越すことになり、獅子舞と踊りを中所地区に譲り現在も絶えることなく奉納されている。2007年、大野原町唐井手より「だんじり」購入し、飾りを新調。10月8日にお披露目した。

c宇摩太鼓蔵